栗山巧、最終打席で通算2152本目の安打 技ありの中前打…涙を流すファンも

引退試合で安打を放った西武・栗山巧【写真:荒川祐史】
引退試合で安打を放った西武・栗山巧【写真:荒川祐史】

試合に先立って行われた引退会見で安打を“約束”

■西武 ー 楽天(30日・ベルーナドーム)

 西武の栗山巧外野手が30日、ベルーナドームで行われた楽天戦で引退試合に臨み「6番・DH」で出場した。プロ25年間の集大成となるラストゲームで安打を放ち、第4打席で中前へ通算2152本目をマーク。本拠地は感動の大歓声に包まれた。

 孤高のバットマンが本拠地で快音を響かせた。鮮やかな安打を放ち、大歓声を浴びた。8回2死で迎えた第4打席。秦の初球をとらえると、打球は中前へ抜けた。出塁後に代走・平沢が送られ、ファンが見守るなか、ベンチへ下がった。同僚もベンチの前で出迎えた。

 2回1死の第1打席では、かつて同僚だった岸と対戦し、いい当たりの左飛だった。4回には2死一、二塁の好機で第2打席を迎えたが、左翼後方への飛球に倒れた。6回1死一塁では、一、二塁間へ強烈なゴロを放つも、村林がダイビングキャッチ。一塁走者が二塁で封殺されての二ゴロだった。

 この日の午前中に行われた引退会見では、もっとも印象に残った安打を問われると「これがベストっていうのはなかなか選べないですけど、やっぱり今シーズン1本しかまだヒット出ていないんですけど、あのセンター前と、やっぱりプロ入りしての1本目ですかね。初めての1本」と語った。さらに「まあ1番はきょう打つヒットになると思うんですけど、はい」と続け、笑顔を見せると、会場にいた約630人のファンクラブ会員から大きな拍手を浴びていた。

 その後、スタンドのファンが掲げている通算安打カウンターについても言及。報道陣からこの日の試合で安打を放ち、数字が進むか問われると「絶対進みます!」と力強く即答。まさに有言実行の忘れられない安打となった。

【実際の動画】ベルーナドームが涙に暮れた一打 引退試合で“通算2152安打”を放った西武・栗山巧

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