大谷翔平、MVPレースで“完敗”か 遠のくライバルPCAの背中…米識者が強調「大事な場面で活躍」

WBC米国代表デローサ監督がナ・リーグMVP争いに言及
ナ・リーグMVP争いにおいて、カブスのピート・クロウ=アームストロング外野手(PCA)がドジャース・大谷翔平投手を大きくリードしていると、WBC米国代表監督のマーク・デローサ氏が強烈に熱弁した。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組内で「(PCAは)彼を完全に圧倒している」と語り、攻守両面での圧倒的なパフォーマンスに太鼓判を押した。
「MLBネットワーク」は8月31日(日本時間9月1日)に公式X(旧ツイッター)を更新。番組に出演したデローサ氏は大谷の投手復帰に触れた上で、両者の打撃成績の比較を提示。「38本塁打、91打点、32盗塁。そして彼はMLBで最高の守備力の持ち主でもある。大事な場面で活躍し続けているし、スイングの判断が向上しているから攻撃力はどんどん成長している」とPCAの価値を強調。出塁率以外の主要な打撃指標や盗塁数、守備貢献度で大谷を上回っている点を高く評価した。
さらにデローサ氏は、若きスターが持つ絶大な影響力にも言及する。「それだけではない。街全体を熱狂させる能力を持ち合わせている。(シカゴ)サウスサイドのホワイトソックスも盛り上がっているけれど、PCA率いるシカゴノースサイドも無視することができない」と絶賛。華のあるパフォーマンスやセレブレーションでシカゴの街を活気づけている存在感を絶賛した。
PCAは8月17日(同18日)のホワイトソックス戦で、史上初となる先頭打者弾&サヨナラ弾&5出塁&4安打&3長打の快挙を達成。29日(同30日)のレッズ戦でキャリア初の1試合3本塁打を放つなど、破竹の勢いを見せている。対して大谷は8月最後の10試合をノーアーチで終えるなど、打撃不振が続いている。
エンゼルス時代を含め、大谷は2023年から3年連続でMVPを受賞。賞レースで重視される勝利貢献度「WAR」でもライバルたちを圧倒してきた。しかし、今季に限ってはPCAがWARでも断トツ。4年連続5度目のMVPは果たして可能だろうか。
(Full-Count編集部)