大谷翔平とPCAの“決定的な差”「大きな瞬間が…」 WARの差よりもNY記者が重視する価値

ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】
ドジャース・大谷翔平【写真:黒澤崇】

「MLBネットワーク」にヘイマン記者が出演

 ドジャース・大谷翔平投手は今季もリーグMVPの有力候補に挙げられている。一方で、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組に出演した米名物記者のジョン・ヘイマン氏が、カブスの新星ピート・クロウ=アームストロング外野手(PCA)が現在「明らかにリードしている」と言及。指標の算出方法に疑問を呈しつつも、現状の勢いは大谷を上回ると語った。

 同局の公式SNSが1日(日本時間2日)に公開され、ニューヨーク記者のヘイマン氏が持論を展開した。選手のプレーがチームの勝利確率にどれだけ貢献したかを示す指標(WPA)などで、PCAが大谷を上回っていると指摘し、「ここまではPCAのほうが大きな瞬間が多かった。WPAはナ・リーグトップだ」と勝負どころでの活躍を絶賛した。

 一方で、大谷よりPCAを高く評価する勝利貢献度「WAR」に対し「正しいのだろうか」と述べ、中堅手の守備位置補正による歪みではないかと疑いの目を向けた。同日の試合前時点での「ベースボール・リファレンス版」では、大谷がメジャー3位の6.4に対し、PCAが8.4と大差をつけている。

 ヘイマン氏は「オオタニの半年分のピッチングのほうが、失点を防ぐという意味では、中堅手のシーズンを通しての素晴らしい守備よりも偉大だ」と本音を吐露した。守備補正が有利に働く「WAR」の数字を鵜呑みにすべきではないとしつつも、多くのドラマチックな劇的シーンを作り出してきた24歳逸材の「勝負強さ」と「華の多さ」を総合的に評価した。

 大谷は左膝の違和感と炎症により、7月3日(同4日)以降は登板できず、14試合で8勝2敗、防御率1.79、85回2/3で95奪三振という成績だ。打っては8月後半に失速したものの31本塁打&OPS.908をマーク。対してPCAは「30本塁打&30盗塁」をクリアし、38発はトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に2本差としている。

(Full-Count編集部)

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