虎党の怒りを静めた27歳左腕「いいやつ過ぎる」 “死球の悪夢”直後…生まれた光景に喝采

ヤクルト・山野太一【写真:栗木一考】
ヤクルト・山野太一【写真:栗木一考】

ヤクルト山野が死球後に見せた振る舞いが話題に

■ヤクルト 5ー3 阪神(2日・神宮)

 首位の阪神を襲った“死球の悪夢”に球場がどよめく中、左腕の“行動”が注目を集めた。ヤクルトの山野太一投手は2日、本拠地での阪神戦に先発登板。3回に元山飛優内野手に死球を与え、神宮球場は騒然となった。痛がる元山に、山野が見せた振る舞いが「いいやつ過ぎる」と話題となっている。

 3回1死、打席に元山を迎えた場面、山野が投じたカウント1-1からの3球目が右脇腹付近に直撃。145キロの力強いストレートが当たり、元山は打席を外して倒れ込み苦悶の表情を浮かべた。三塁側と左翼席を埋めた虎党が騒然となるなか、山野はマウンドを降りると心配そうに元山のもとに駆け寄った。

 左腕は痛みでうずくまる元山の背中に手を当てて謝罪。山野の声かけに元山もすぐに反応し、腰を起こし立ち上がった。2人は東北福祉大の同期で、プロ入りも同じ2020年。1日の同カードでは、森下翔太外野手が左手首付近に死球を受けており、2試合続けての死球に球場は騒然となったが、お互いがリスペクトを示し合う光景は、どよめく球場の雰囲気を静めた。

 同期の2人が見せたやり取りにファンも注目。SNS上には「仲の良さが垣間見れてホッとした」「これぞ、プロ野球。清々しいわ」「なんかホッとします」「優しい世界」「この光景良かったね!」「クセの強いイチャイチャ」「山野くんいいやつだし、本当に頼もしくなった!」などの反応が寄せられていた。

 山野は死球を与えた3回、2点を失ったが、以降はスコアボードにゼロを並べて7回2失点。プロ6年目で初となる2桁、10勝目をあげた。

【実際の様子】「いいやつ過ぎる」阪神戦でまた死球…ヤクルト左腕の振る舞いにSNS感激

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