1番・大谷翔平は目覚めるのか? 相次ぐ異変、代役は絶好調…乗り越えるべきハードル

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は8日レッズ戦で5試合ぶりに先発復帰する

 ドジャースの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われるレッズ戦に「1番・指名打者」として5試合ぶりに先発復帰する。デーブ・ロバーツ監督は6日(同7日)のナショナルズ戦後、「彼は1番を打つ」と明言。ファン待望の復帰となるが、ポストシーズンを見据える上で乗り越えるべきハードルは少なくない。

 打者・大谷の復帰にあたってまず懸念されるのが、相次ぐコンディション不良だ。左膝や右上腕二頭筋に加え、直近では首の違和感も発覚した。これだけ多くの箇所に不安を抱えての復帰戦は、やはり懸念が残る。

 さらに追い打ちをかけるのが、自己ワーストとなる打撃不振だ。2日(同3日)のカージナルス戦で4打数4三振を喫するなど状態は上がらず、30号を放った8月18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦を最後にアーチが止まったまま。移籍後ワーストとなる60打席連続ノーアーチと快音が途絶えている。

 また、大谷の離脱中に1番に入ったトミー・エドマンの存在も無視できない。代役を務めた4試合で17打数12安打の打率.706、1本塁打、4打点と神がかった活躍を見せ、週間MVP級の成績を残した。2年連続50発以上と実績は申し分ないとはいえ、もし復帰後も結果を残せなければ、1番・大谷の起用法にも議論を呼ぶ可能性がある。

 一方で、復帰を控えた大谷に対するチーム内の期待感は絶大だ。復帰前夜となったナショナルズ戦、1点を追う8回に大谷はベンチで防具を装着し代打に備えた。相手投手は左腕で、結果的に出番は回ってこなかったものの、左投手に強いチームメートのコールも「ショウヘイがギアをつけて準備しているのは分かっていた。何が起きるかは分からなかった」と振り返るほど、グラウンド上からも背番号17の強い存在感が漂っていた。

 復帰戦でうっぷんを晴らす豪快なアーチを描くのか、それとも苦戦が続くのか。ドジャースの世界一3連覇達成に向け、背番号17の完全復活は絶対の命題となる。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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