大谷翔平、5試合ぶり復帰の裏側 相次ぐ体の不調も…コーチ断言「かばう動きは一切ない」

試合前、取材に応じたドジャースのアーロン・ベイツ打撃コーチ【写真:小谷真弥】
試合前、取材に応じたドジャースのアーロン・ベイツ打撃コーチ【写真:小谷真弥】

ベイツ打撃コーチ「どこかをかばうような動きは一切見られなかった」

【MLB】ドジャース ー レッズ(日本時間8日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)、本拠地で行われるレッズ戦に「1番・指名打者」で先発出場することが決まった。左膝や右上腕二頭筋、首に不調を抱え、直近の試合では先発を外れていたが、5試合ぶりのスタメン復帰となる。アーロン・ベイツ打撃コーチが同日の試合前に報道陣の取材に応じ、大谷の復帰に至る裏側や調整プロセスを語った。

 ベイツ打撃コーチは、先発を外れていた期間も大谷が精力的に練習をこなしていたことを明かした。「彼は練習の中でずっとバットを振り続けていた。ティー打撃や打撃マシンだけでなく、球種や軌道を再現する打撃マシンも使っていた」と説明。単なる量ではなく質を重視した取り組みについて「スタンスや構えを細かく確認し、一振り一振りに意図を持って念入りに取り組んでいた。掴みたい感覚を確かめる非常に質の高い練習だった」と評価した。

 身体の状態についても言及し、「彼の動きは非常に爆発的でスイングスピードも速く、体にかかる負担は相当なもの。だが数日間の休養があったことで回復にはプラスになっている」と強調。打撃動作について「スイングを見る限り、どこかをかばうような動きは一切見られなかった。何も問題ありません。本当にいい状態だ」と話し、完全回復に太鼓判を押した。

 さらに「昨夜のケージでのスイングスピードは最近の中で最も良いレベルだった」とデータ面での好調ぶりも明かした。ベンチやチーム内での姿勢についても「ダグアウトでも『必要ならいつでも打つ準備はできている』という姿勢を示し、精神面でも非常に前向きだった」と語った。

 身体の不安を解消し、再び切り込み隊長としてグラウンドに立つ。ベイツコーチは「全く心配していない。彼が打席に立つのが楽しみだ。タイミングの感覚が完全に戻ったかどうかは本人にしか分からないが、実戦を重ねる中でタイミングは自然と掴んでいくもの。体が万全でかばう動きがなければ、間違いなく本来の打撃を見せてくれるはずだ」と強い期待を寄せた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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