若き侍に異国の洗礼「ほとんど苦手」 海外生活のリアル…“意外な敵”に「どう頑張っても…」

4打点と大活躍の山田凜虎は食事面に苦戦中
アジア王者を目指すための“難敵”は、グラウンド外にあるかもしれない。「第14回 BFA U18アジア野球選手権」に出場する侍ジャパンU-18代表は7日、台湾・天母野球場でホンコン・チャイナ代表と対戦し、18-0の4回コールドで大勝発進。台湾入りから3日、環境への順応も図りながら、10年ぶりのアジア王者奪還に向けて順調なスタートを切った。
口火を切ったのは4番・山田凜虎捕手(智弁和歌山)だった。初回、1死二、三塁の好機で右翼へ先制2点適時打。「チーム全員が回してくれたので、4番打者としてしっかり1本打つだけだと思って打席に入りました」と頷いた。2回にも左翼へ適時打を放ちこの試合4打点。中軸としての役割をしっかりと果たした。
5日に入国してから台湾生活は3日目。初めての海外渡航となった18歳は、「ホテルはめちゃくちゃ綺麗ですし、本当に過ごしやすい環境です」と話しつつ、食事面については、「ほとんど苦手なものです……」と苦労を口にした。
「結構、どんなものにもパプリカが入っているんです……。ちょっと苦手です」と苦笑い。台湾風の味付けに苦戦しているようで、パンを主食に過ごしている。それでも、この日の昼食に食べた“すき焼き風の肉料理”は口にあったようで、「美味しかったです!」と笑顔で話した。

石田雄星はトマトに苦戦「どう頑張っても食べられなくて…」
「2番・中堅」で先発した石田雄星外野手(健大高崎)は2年生の時にグアムへ修学旅行に行って以来の海外での生活。「(台湾は)暑さがあって、自分自身がすごく足が攣りやすいので、しっかり気をつけながら過ごしています」と、体のケアに余念がない。
食事面については「トマトだけは本当にどう頑張っても食べられなくて……」と苦手なものを告白。「ホテル側の方々もすごく工夫して作ってくださっているので、しっかりとありがたみを持って食べていきたいなと思います」と話した。
2年生の川上慧内野手(横浜)はU-15代表で経験したコロンビア以来の海外遠征となっている。
「そんなに違和感はなく生活はできているのですが、食事の面はしっかり食べられるものだけ食べています。魚系はあまり得意じゃないのでそこだけは避けるようにしています」。異国の地で奮闘する若き侍たちには“三者三様”の食事情があった。
(神吉孝昌 / Takamasa Kanki)