MLB史上最多32球団化へ加速 本命ソルトレイクシティ、ナッシュビルなど候補…米報道

米国東部と西部から1都市ずつ選出する方針、2029年1月までの決定を目指す
メジャーリーグ機構(MLB)が主導する将来の球団拡張構想を巡り、新球団の参入候補地としてソルトレイクシティ(ユタ州)やナッシュビル(テネシー州)などが有力視されていると米スポーツ局ESPNが8日に報じた。MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が任期満了を迎える2029年1月までの決定を目指しており、実現すれば現行の30球団から史上最多となる32球団へ拡大する重要局面となる。
MLB側は地理的バランスを考慮し、米国の東部と西部から1都市ずつ選出する方針。現在、2026年末に失効する労使協定の改定作業と並行し、早ければ来年中にも専門の拡張委員会を立ち上げて各都市の条件を精査する模様だ。
最も準備が進んでいるとされるのは、西部枠のソルトレイクシティ。地元事業家らでつくる有志団体「ビッグリーグ・ユタ」を中心に、新球場の建設予定地確保や政治的支援を迅速に取り付けており、関係者の間では「本命」との見方が強まっている。
一方、東部枠では音楽の街として知られ市場成長の著しいナッシュビルが依然として人気の面でリードする。ただ、具体的な球場整備費などの課題を抱えており、急速に支持を集めるローリー(ノースカロライナ州)が猛追する展開となっている。
このほか、かつてエクスポズ(現ナショナルズ)が本拠地を置いたモントリオール(カナダ)やポートランド(オレゴン州)、オーランド(フロリダ州)なども関心を示しているが、既存球団との営業権の重複やインフラ整備の遅れから優位に立てていないとされる。
(Full-Count編集部)