岡本和真に“裏切られた”地元放送局「日本時代と違う」 驚いた事実…裏にあった「見極め」

カナダ放送局が称えた岡本和真の成長
【MLB】オリオールズ 7ー4 Bジェイズ(日本時間12日・トロント)
ブルージェイズの岡本和真内野手は11日(日本時間12日)、本拠地でのオリオールズ戦に「6番・三塁」で先発出場し、4回に右翼席へ31号確信アーチを放った。逆方向への特大弾を放った岡本が秘めたパワーに、カナダ放送局も驚きを隠せない様子だった。
ゆっくりと歩き出した岡本の姿に、本塁打を確信した。6点を追う4回2死、右腕バシットが投じた高めシンカーを逆方向に流し打ち。高々と舞い上がった打球は、打球速度107マイル(約172.2キロ)、飛距離399フィート(約121.6メートル)、角度28度で右翼席に飛び込んだ。2試合ぶりの一発は、岡本のパワーと技術を結集した一撃だった。
カナダ放送局「スポーツネット」は、31号が飛び出した直後、5回の守備中に岡本のメジャー1年目の活躍を振り返った。実況のダン・シュルマン氏は、渡米前の岡本について、パワーは突出していないが、高打率で四球を選べる打者と聞いていたと説明。しかし実際の姿は「空振り三振が非常に多いけど、エリート級のパワーの持ち主です。MLBでは日本時代と違うタイプの打者になっています」と“嬉しい誤算”を口にした。
続けてシュルマン氏は「オカモトは低打率、高パワー、三振が非常に多い選手になるのでしょうか? それとも日本時代のようにバランスがとれた選手になるのでしょうか?」と来季以降の成長にも興味を示した。
解説を務めた元メジャー捕手のジョー・シダル氏は、今季メジャー投手と対戦した経験が来季につながると期待。「見極めがよくなり、ボール球を追いかける場面が減るでしょう。四球が増え、打者として成長するでしょう」と太鼓判を押した。最大の武器である長打力についても「パワーも変わらないどころか、自分の(得意な)コースしか振らないようになるので、どんどんよくなると思います」と指摘。「彼はとてつもないパワーの持ち主です。それは失われないでしょう」と断言した。
開幕前、米データサイト「ファングラフス」の予測システム「Steamer」は岡本のメジャー1年目を142試合に出場し打率.251、18本塁打、55打点、OPS.765と予想していた。しかし、9月の段階で予想を大幅に上回る31本塁打。メジャーの舞台でも持ち前のパワーを証明している。
(Full-Count編集部)