韓国逸材に巨人スカウトも戦慄「日本なら1位」 ヤ軍4.6億円“拒否”の大物に侍は「対応できない」

日本戦で好投したハ・ヒョンスンを巨人スカウトが称賛「噂通りの選手でした」
台湾・台北で行われている「第14回 BFA U18アジア野球選手権」に出場している侍ジャパンU-18代表は12日、スーパーラウンド2戦目のチャイニーズ・タイペイ戦に2-1で勝利した。13日の決勝では宿敵・韓国代表と対戦するが、大きな“壁”が待ち受ける。
2-3で逆転負けを喫した11日のスーパーラウンド初戦。韓国は5回からハ・ヒョンスン投手をマウンドに送った。背番号「1」をつけるエースは、伸びのある直球と鋭い変化球を武器に好投。3回を投げて被安打ゼロ、無四球無失点5奪三振と日本打線を圧倒した。
最速152キロ超を誇る左の剛腕。一部報道ではヤンキースからの300万ドル(約4億6100万円)のオファーを断り、韓国プロ野球(KBO)ドラフトの全体1位指名候補とされる超逸材だ。
今大会でもバックネット裏ではMLB、NPBのスカウト勢が目を光らせていた。巨人の武田康スカウトは「(日本の)ドラフト上位選手と遜色がない。日本でも1位指名は間違いなしの実力はあると思う」と絶賛した。「身長は195センチもあるんでしょ? バランス、ボールの角度、スピードも良い。噂通りの選手でした」。惚れ惚れとした様子で続けた。
13日の決勝戦でも登板が予想されるなか、韓国のエースを打ち崩さなければ、日本のアジア制覇はない。日本代表を指揮する岡田龍生監督は「球持ち、コントロールともに良く、簡単には攻略できない。今の左バッターの打ち方じゃ、対応できないだろうな……」と警戒する。侍の勝負の命運は“怪物左腕”の攻略にかかっているかもしれない。
(神吉孝昌 / Takamasa Kanki)