ロバーツ監督が称賛された“さりげない光景”「だから好き」 球界OBが絶賛…有望株に熱弁

交代直後に始まった“マンツーマン指導”
【MLB】マーリンズ 6ー4 ドジャース(日本時間14日・マイアミ)
ドジャースベンチで発見された“さりげない光景”が称賛を集めている。13日(日本時間14日)、ドジャースは敵地でマーリンズと対戦。デーブ・ロバーツ監督は6回の守備から、この日2本の長打を放っていたホスエ・デポーラ外野手を下げて守備を固めた。交代を告げた直後、ロバーツ監督はデポーラを呼び寄せ、身振りを交えながら会話を重ねた。
実際、2人が何を話していたのか明らかにはなっていない。ただ、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏は、デポーラへの密着指導を見ながら「イニング終了後、2本目の長打を打ったデポーラをデーブ・ロバーツは呼び寄せました」と紹介。米メディア「ドジャース・ダイジェスト」のチャド・モリヤマ記者も「彼が何かやってしまったのかわからないが、恐らく守備についてだろう。デーブは彼に教えていた」と推測した。
解説を務めた元マーリンズのドントレル・ウィリス氏は、ロバーツ監督の姿を絶賛。「だから私は監督としても人間としてもデーブ・ロバーツが好きなのです。彼はいつも教えているのです。ルーキー、ベテラン関係なく、いいタイミングで(選手に)野球を教えているのです」と支持した。肩を組むようにしてデポーラに話しかける指揮官の姿を「『正しい野球』を教えているようですね」と称えた。
さらに実況のネルソン氏は、ロバーツ監督とデポーラの間に、以前から“守備”を巡るやり取りがあったと説明。指揮官は数年前、まだ若かったデポーラを初めてスプリングトレーニングで見た際、「この子の打撃は現時点でもメジャーで通用すると思う。だけど、守備に取り組まないといけない」と話していたという。
この日、本塁打と二塁打を放ち存在感を示したデポーラだったが、ロバーツ監督は打撃の結果だけを見ているわけではなかった。若手有望株を呼び寄せ、試合中でも時間をかけてアドバイスを送る姿に、ドジャースOBのウィリス氏は「だから好き」と称賛。結果だけではなく、選手を成長させようとする指揮官の姿勢が、放送席の心を打った。