ド軍PS進出も“乾杯のみ” 途中移籍スクーバルは“刺激”「かっこよかった」

スクーバルは7回無失点で10勝目、9月は防御率1.80「今は良いリズム」
【MLB】ドジャース 4ー1 レッズ(日本時間15日・シンシナティ)
ドジャースのタリク・スクーバル投手は14日(日本時間15日)、敵地のレッズ戦に先発し、7回3安打無失点、9奪三振の好投で今季10勝目(7敗)を挙げた。チームは14年連続となるポストシーズン(PS)進出を決定。他球団ではPS進出時にシャンパンやビールを掛け合う「シャンパンファイト」で派手にお祝いするのが通例だが、常勝ドジャースはロッカールームで静かにシャンパンの乾杯を交わす程度にとどめた。
8月にタイガースから移籍してきた左腕スクーバルは試合後、この独特なお祝い風景について笑顔を交えて振り返った。「今まで経験したことがない雰囲気で、本当に新鮮だった。この部屋にいるみんなが何を目指し、このチームに何を期待しているかを物語っている。(PS進出は)軽く乾杯をして、すぐに『終わったこと』として次に進む。(今季はまだ達成すべきことがあるという姿勢が)かっこよかった」。世界一のみを見据えるナインの覚悟に深い感銘を受けた様子だった。
9月は3試合登板で2勝0敗、防御率1.80。サイ・ヤング賞左腕が本来の輝きを取り戻している。「自分vs自分になってしまっていた部分があった。考えすぎてゾーンで勝負できていなかったが、今は良いリズムを掴めている」と手応えを強調。新天地での捕手陣や投手部門との関係性についても「誰も記事には書かないような部分だが、ものすごく重要。オープンな対話を通して、素晴らしい信頼関係とリズムが築けている」と熱く語り、自身初となる世界一への戦いに向け充実感をにじませた。