頭部死球→「韓国では見られなかった」対応 痛感した日本との“差”「尊厳を守った」

ヤクルト戦に出場し、死球で倒れこむ広島・勝田成【写真提供:産経新聞社】
ヤクルト戦に出場し、死球で倒れこむ広島・勝田成【写真提供:産経新聞社】

負傷した選手を取り囲む大きな「遮蔽幕(目隠し用シート)」

■広島 9ー4 ヤクルト(15日・神宮)

 15日に神宮球場で行われたヤクルト-広島戦で、肝を冷やすアクシデントが発生した。広島の勝田成内野手が6回1死の打席で、ヤクルトの先発・石原勇輝投手が投じた初球、144キロのストレートを右側頭部に受け倒れ込んだ。ヘルメットが吹き飛ぶ衝撃的な頭部死球に、場内は一瞬にして騒然となった。

 勝田はその場に倒れ込み、すぐさまベンチからスタッフやトレーナーが駆けつけたが、注目を集めたのはその後のみごとな対応だ。球場スタッフの手によって素早く広げられたのは、負傷した選手を取り囲む大きな「遮蔽幕(目隠し用シート)」だった。

 苦痛に歪む選手の表情や、予期せぬアクシデントによる凄惨な光景を観客の視線から遮るこの配慮。カメラのレンズからも選手を守り、担架で搬送される際もシートを並走させて保護した。

 この迅速かつ厳格なプライバシー保護と精神的ケアの対応に対し、韓国メディア「SPOTV NEWS」は「韓国では見られなかった対応」として注視。「観客が受ける衝撃を防ぎ、倒れた選手の尊厳をも守った。選手が見せたくない姿を露出させない見事な措置」と絶賛の言葉を贈っている。

(Full-Count編集部)

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