千賀滉大がセーブ失敗も…観客総立ち「なぜか嬉しそう」 巻き起こった“複雑すぎる狂騒曲”

元チームメートのアロンソにメジャー通算300号を許した
【MLB】オリオールズ 7ー5 メッツ(日本時間16日・ニューヨーク)
メッツの千賀滉大投手が15日(日本時間16日)、本拠地でのオリオールズ戦の9回に救援登板した。しかし、元チームメートのピート・アロンソ内野手に痛恨の一発を献上し、セーブ失敗。さらにはこの被弾により、アロンソにメジャー史上初となる異例の“トリプル快挙”を献上する格好となってしまった。
1点リードで土壇場の9回、勝利まであとアウト3つの場面でマウンドに上がった千賀だったが、甘く入ったフォークを元同僚のアロンソに逃さず捉えられた。打球はそのままスタンドへ吸い込まれ、メジャー通算300号となる同点ソロ。勝利を目前にして試合を振り出しに戻される手痛い一打となった。
米データ分析会社「OptaSTATS」によると、アロンソが放ったこの一打は「通算節目の本塁打」「9回以降の同点弾」「古巣相手の一発」を同時に満たしたもので、「1スイングでこの3つを同時に達成した選手はMLB史上初」の快挙。千賀にとっては米球界の歴史に残る記録の“相手役”を務める屈辱の1球となった。
しかも、この痛恨の被弾にメッツファンは一瞬の絶句のあと、総立ちで大歓声をあげた。長年ニューヨークで愛された“北極クマ(アロンソの愛称)”の歴史的快挙を祝福したい思いと、エース千賀が打たれたショックが交錯。「なぜかメッツファンは嬉しそう」と、SNS上でもファンの声で溢れかえった。