千賀への“裏切り”に同僚苦笑い「ああいう反応は…」 被弾にメッツファン大歓声…フロントへ批判殺到

  • MLB
  • 2026.09.17
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

元チームメートのアロンソにメジャー通算300号を許した

【MLB】オリオールズ 7ー5 メッツ(日本時間16日・ニューヨーク)

 メッツの千賀滉大投手が15日(日本時間16日)、本拠地で行われたオリオールズ戦の9回に救援登板するも、元チームメートのピート・アロンソ内野手にメジャー通算300号となる同点ソロを被弾した。1点リードを守れずセーブ失敗となったが、本拠地シティフィールドのメッツファンが元主砲の大記録達成を立ち上がって祝福。この異例の光景に対し、先発したショーン・マナエア投手が困惑した胸中を明かし、反響を呼んでいる。

 3-2と1点リードで迎えた9回1死、マウンドに上がった千賀のフォークを捉えたアロンソの打球は左中間席へ吸い込まれた。昨オフに5年総額1億5500万ドル(約240億円)でオリオールズへ移籍し、初めて敵選手として古巣に乗り込んできた主砲の一発。敵地であるはずの球場全体から大歓声が巻き起こり、異彩を放つ一幕となった。

 地元放送局「SNY Mets」の公式X(旧ツイッター)が投稿した試合後インタビューで、この試合に先発していたマナエアは複雑な表情を見せた。「ピートと2年間一緒にプレーしましたし、彼がこの街にとってどれほど大きな存在だったかも分かっています。300本塁打はおめでとうと言いたい」と前置きしつつも、自軍がリードしている土壇場での熱狂には首をかしげた。

「2026年のメッツとして僕たちが期待を下回る結果になっているのは分かっていますし、選手は毎日必死に取り組んでいます。それなのに相手チームの選手にああいう反応をするというのは……相手が誰であってもクレイジーです。こんな光景は今まで見たことがありません」

 メッツはこれで2年連続のポストシーズン進出を逃す厳しいシーズンとなっており、マナエアの思わず漏れた本音に対し、ファンからはデビッド・スターンズ編成本部長の補強方針や球団運営に対する不満を含めた反論が相次いだ。

 SNS上では「本来ならメッツのユニホームを着て打っているはずだった本塁打を祝ったんだ」「ファンはスターンズ(の判断)に対して怒っている」「気に入らないならもっと良いプレーをしてくれ」「ピートはチームの誰よりも素晴らしい選手で、いなくなったことが寂しいんだ」と、球団フロントへの批判やアロンソへの変わらぬ愛を叫ぶ投稿が殺到している。

(Full-Count編集部)

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