DeNA怒涛の快進撃、監督が明かした狙い 「8、9月に勝負できるチームに」…目論む2年前の“再現”

中日に勝利したDeNAナイン【写真:井上学】
中日に勝利したDeNAナイン【写真:井上学】

今季最大“借金”15→“貯金”1でCS進出を決めた

■DeNA 7ー3 中日(22日・横浜)

 セ・リーグ3位につけているDeNAは22日、本拠地・横浜スタジアムで行われた中日戦に7-3で勝ち、今季7試合を残して5年連続のCS進出が確定した。就任1年目の相川亮二監督の下、シーズン前半は振るわず、7月2日時点で“借金”が今季最大の「15」に膨らんだが、夏場以降に巻き返し、67勝66敗3分の“貯金1”としAクラスを決めた。

 打線は初回に牧秀悟内野手が左翼席へ先制2ランを放ち、プロ6年目で初めてシーズン30本塁打の大台に乗せたのを皮切りに9安打7得点。投げてはエースの東克樹投手が5回96球3失点の“粘投”で、4年連続で12勝目(5敗)に到達した。

 チームは5月に月間10勝14敗2分(勝率.417)と負け越し、6月には月間勝率.211(4勝15敗)でどん底を味わった。しかし7月に同.571(12勝9敗1分)、8月に.600(15勝10敗)と巻き返し、9月に入ってからは8連勝などで勝率.706(12勝5敗)と“最高潮”を迎えている。

 相川監督はチームの状況について「元々『8、9月に勝負できるチームになろう』と考えていて、選手にも伝えていました。5、6月に大きくマイナスをつくってしまい、それが響いて今に至っていますが、徐々にプラスを増やしてこれたことは、チームとしていいことですし、当初目指していた形ではあります」と語った。

 昨季のレギュラー野手陣からタイラー・オースティン内野手、桑原将志外野手(西武)、先発投手陣からも昨季10勝のアンドレ・ジャクソン投手、9勝のアンソニー・ケイ投手、4勝のトレバー・バウアー投手がごっそり抜けた中で、チームをつくり直し、CS進出にこぎ着けた意義は大きい。

 あとはレギュラーシーズン3位からCSを勝ち上がり、日本一となった2024年の再現を狙う。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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