大谷翔平が“完敗”「38-0」 MVP模擬投票が示した現実…米記者「もはや疑念ですらない」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式の今季最終MVP模擬投票…PCAが38人全員の1位票を獲得

 ドジャース・大谷翔平投手の5度目のMVPが遠のいている。MLB公式サイトは22日(日本時間23日)、今季最後となるMVP模擬投票の結果を発表。ナ・リーグでは“PCA”ことピート・クロウ=アームストロング外野手(カブス)が全1位票を獲得した。同サイトはPCAのMVPについて「もはや疑念ですらない」と伝えた。

 MLB公式サイトのブライアン・マーフィー記者が、MVP模擬投票の結果を記事にまとめた。今回は同サイトの有識者38人が投票に参加。PCAが全員から1位票を集めて計190ポイント。大谷は計135ポイントで2位だった。この結果を受けて、同記者は「本命は断トツ。この1週間で変わる可能性はある?」と見出しをつけてファンに問いかけた。

 PCAは22日(同23日)時点で45本塁打を放ち、フィリーズのカイル・シュワーバー外野手と並びメジャートップ。あと1盗塁で史上7人目となる「40本塁打&40盗塁」に到達する。マーフィー記者は「どのポジションを見渡しても、球界最高の守備力をもっていると言っても過言ではない」と絶賛。続けて「(PCAが)ナ・リーグMVPになることは、もはや疑念ですらない。現時点でMVPは彼のものだ」と報じ、残された焦点について「問題は満票で獲得できるかだ」と指摘した。

 一方、大谷については「左膝と右上腕二頭筋の怪我がなかなか治らず、今月はわずか3試合しかプレーしていないにも関わらず、オオタニは依然ナ・リーグ(MVPの)2位の座を強固なものとしている」と評価。「打者としては30本塁打、wRC+142の成績を伸ばす機会があと数試合ある」と紹介した。

 前回8月の模擬投票では、PCAが37人中29人の1位票を獲得して177ポイント。大谷は1位票8票の154ポイントで、今季初めて首位から陥落していた。今回、1位票の差は「29対8」から「38対0」に。マーフィー記者は「先月、PCAはオオタニを抜いて我々の投票で1位に躍り出た。今月は他を大きく引き離した」と、その差がさらに広がったことを指摘した。

 大谷は過去4度MVPに輝いているが、今季は怪我に苦しみ9月は15日間の負傷者リスト(IL)入りするなど欠場が続いている。今回の最終模擬投票が現実のものとなるか、シーズン後の結果が注目される。

(Full-Count編集部)

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