戦力外から数時間後に「ご報告」 SNSで綴った感謝…自由契約→7年間で手にした“宝”

ヤクルト・長谷川宙輝【写真:栗木一考】
ヤクルト・長谷川宙輝【写真:栗木一考】

ヤクルトから戦力外通告を受けた長谷川宙輝

 ヤクルトは29日、長谷川宙輝投手に来季の契約を結ばない旨を通告したと発表した。戦力外通告から数時間後、長谷川は自身のインスタグラムを更新し「ご報告」と題した文章を投稿。夢だった球団で過ごした日々への感謝や胸に秘めてきた恩師の教え、そして「悔いはありますが後悔はありません」という率直な胸中を明かし、宝物”を公開した。

「子どもの頃から夢だった東京ヤクルトスワローズでプレーすることができたこと。本当に幸せでした」と振り返った長谷川。苦しく悔しいことばかりだったと明かしつつも「そして青木GM、石川さんと一緒に野球ができたことは何よりも嬉しく、僕にとって大切な財産です」と、球団の象徴である大先輩たちと過ごしたかけがえのない時間への喜びをつづった。

 裏方やチームメイトへの感謝を丁寧につづった上で、自身の支えとなった言葉にも触れた。「『いつも謙虚でいなさい』。恩師である入来さんからいただいたこの言葉を胸に、日々を過ごしてきたつもりです。これから先どんな道に進むことになっても、この言葉を忘れずに、自分らしく歩んでいきたいと思います」と、恩師の教えを未来へつなぐ誓いを立てた。

 長谷川は2019年オフにソフトバンクを自由契約となり、2020年からヤクルトに加入。移籍初年度には中継ぎとして44試合に登板し、貴重なサウスポーとしてブルペンを支えた。近年は怪我や不振に苦しみ、今季は1試合の登板にとどまったものの、神宮のマウンドで泥臭く腕を振り続ける姿は多くのファンの記憶に刻まれている。

「東京ヤクルトスワローズでプレーできたこと、そしてこれまで出会ったすべての方々に、心から感謝しています」と結んだ左腕。夢の舞台で得たかけがえのない“財産”と謙虚な姿勢を胸に、前を向いて新たな一歩を踏み出す。

【実際の画像】ヤクルト戦力外の長谷川 忘れられない感動の“思い出”

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