PCA、FAの鈴木誠也に感謝「野球が楽しくなる」 終戦で訪れた“別れ”「本当に一番辛い」

「セイヤがグラウンドにいるだけで」
【MLB】パドレス 4ー1 カブス(日本時間1日・サンディエゴ)
カブスは9月30日(日本時間10月1日)、敵地で行われたパドレスとのワイルドカードシリーズ第2戦で2連敗を喫し、ポストシーズン敗退が決まった。今季のナ・リーグMVPの最有力候補に挙がるピート・クロウ=アームストロング(PCA)外野手は2試合連続無安打と不発に終わり、悔しさの残る終戦となった。
不完全燃焼に終わった試合後、悲壮感の漂うロッカー室で報道陣に応じたPCAは、今オフにフリーエージェント(FA)となる鈴木誠也外野手やイアン・ハップ外野手ら主力への特別な思いを語り始めた。
「(選手の去就は)自分たちではコントロールできないことだし、何が起こるかを見守るしかない。これこそが本当に一番辛い部分だ」
プロの世界で避けて通れない「別れ」についてそう胸中を明かしたPCA。「僕たちは毎日を一緒に過ごし、特別な体験や時間を共有している。毎年全く同じメンバーでい続けることはできないという事実を受け入れるのが、間違いなく一番難しい」と声を落とした。
自身のメジャーでのキャリアを「常にあの2人(鈴木とハップ)と共にあった」と振り返った24歳の大砲は、特に右翼で共に外野陣を支えた鈴木への感謝を惜しまなかった。
「セイヤがグラウンドにいるだけで、野球をする時間がすごく楽しくなるんだ。理由はそれぞれ違うけど、僕にとって2人は本当に大きな存在。ここ数年のチームの成功は間違いなく彼らのおかげだよ」
来季に向けて「次のチームになっても勝利に向けて準備するのが僕たちの仕事」と前を向いたPCA。「だからこそ、共有できる時間を大切に楽しみたい」と、ともに戦い抜いた先輩たちへ感謝の惜別メッセージを贈った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)