DeNA戦力外の小園健太「チームのために」 3者凡退2K…同行決めた胸中「投げる以外でも」

ファーム日本選手権準決勝・巨人戦に登板したDeNA・小園健太【写真:黒澤崇】
ファーム日本選手権準決勝・巨人戦に登板したDeNA・小園健太【写真:黒澤崇】

ファーム日本選手権、巨人戦の9回を3者凡退2奪三振

 DeNAから戦力外通告を受け今季限りで退団する小園健太投手が3日、静岡で行われたファーム日本選手権準決勝・巨人戦の9回から5番手で登板。1回を14球で3者凡退、2三振を奪った。DeNAの一員としては最後のマウンドを「持ち味は出せたと思います。ストライク先行で、チームに勢いをつけられる投球を心掛けたので、それはできてよかったと思います」と振り返った。

 9月29日に戦力外通告を受けた際には「ちょっとまだ整理がついていなかった」というが、「その日に(松本)凌人さん、(宮城)滝太さん、橋本(達弥)さんとご飯に行ったときに、凌人さんが『入来さんがすごく連れて行きたがっていた』みたいなことを言ってくれたので。自分としても不完全燃焼じゃないですけど、せっかく優勝したし、投げる以外でも声をつないだりとかみんなのために自分でもできることがあるんじゃないかなと思って」と今大会への同行を直訴した。

 出番は1-3の9回に訪れた。先頭のティマを遊ゴロに仕留めると、三塚は高めの直球で空振り三振、岡田はワンバウンドする変化球を振らせて三振。気合みなぎる表情を見せ「あそこで投げさせてもらえて、すごく自分としても応えなきゃいけないなと思いました。試合展開的にもビハインドだったので、とにかく自分のことよりはチームのために腕振って投げるだけだと思って投げました」と胸を張った。

 2021年ドラフト1位で入団。背番号18を背負い、高い期待を受けながらも、5年間で通算1勝に終わった。「見てくれている人は見てくれていると思うので、自分の持ち味を出せればいいと思いました」と小園。現役続行を目指し、今後はトレーニングを行いながら他球団のオファーを待つ。

(町田利衣 / Rie Machida)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY