大谷翔平のABS失敗 3ボールからに苦言も…指揮官は即フォロー「意図は理解できる」

ブレーブス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ブレーブス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷は2打数無安打1四球「大爆発しなくても勝てているのは良い傾向だ」

【MLB】ドジャース 3ー1 ブレーブス(日本時間7日・アトランタ)

 ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地で行われたブレーブスとの地区シリーズ第3戦に「5番・指名打者」で先発出場し、2打数無安打1四球だった。移籍後初となる5番での起用で復活が期待されたが、快音は聞かれなかった。チームは3―1で競り勝ち、対戦成績を2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は、移籍後初めて3番以降へ打順を下げた大谷のアプローチについて「変則左腕のスーターからしっかり四球を選び、打撃妨害もあった。打席でのアプローチや姿勢は(第2戦までより)良くなっている」と分析した。

 注目を集めたのは5回1死の第3打席。3ボールからストライクと判定された高めの直球に対し、四球と確信して自らABSチャレンジを要求した。判定が覆らずストライクとなると、続く球を打ち上げて左飛に倒れた。

 この場面について指揮官は「3ボールからなら、カウントを深めさせる選択肢もあったかもしれない。決して打者に有利なカウントではなかったが、チャレンジした意図自体は理解できる」とフォローしつつ、「出塁してくれるのは理想的だが、変則派投手に対しても出塁へのアプローチを見せてくれた」と一定の評価を与えた。

 ポストシーズンに入り試行錯誤が続く大谷だが、ロバーツ監督は「彼が大爆発しなくてもチームが勝てているのは良い傾向だ。だが、彼は必ず目を覚ます。その時はやってくる」と絶対的な信頼を口にした。

 大谷の打順変更や選手配置について、指揮官は「相手投手陣にとって攻略しにくいラインナップを組むことができた」と手応えを示し、「大谷に良い場面が巡ってくるように組み立て、実際にその通りになった。彼自身も打席の意図やアプローチは改善しつつある」と背中を押した。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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