甲子園が称えた“もう1人”の立役者「漢すぎる」 虎党が異例のお願い「査定に入れないで」

一夜明けても話題を集めた広島野手の“振る舞い”
“全力スイング”に虎党が胸を熱くした。阪神の岩貞祐太投手は6日、甲子園球場で行われた広島戦で引退登板。7回からマウンドに上がり、空振り三振で最後を締めくくった。有終の美を飾った左腕に温かい拍手が送られるなか、対戦した末包昇大外野手が見せた“振る舞い”への反響が広がっている。
同期入団の梅野とバッテリーを組んだ岩貞が、現役最後に迎えたのは長距離砲の末包だった。岩貞は2球で追い込むと、3球目は高めに外れ、カウント1-2で“最後のボール”を投じた。バッテリーが選んだのはストレート。渾身の一球だったが、ボールは“ど真ん中”へ。打者にとっては絶好球のように見えたが、末包のバットを空を切った。
甲子園全体から拍手を受ける岩貞にファンの視線が集まるなか、末包は静かに三塁側ベンチに下がった。不自然さを感じさせない全力スイングで三振に“仕留められた”末包の姿は、SNSなどで岩貞のラスト登板を見たファンを中心に拡散された。
なかでも敵である阪神ファンからの声が数多くSNS上に寄せられた。「末包が漢すぎる」「優しすぎるよ」「スイングでお前の優しさを感じたぞ」「変にわざとらしくない、上手いわ」「末包いい空振りしてるなぁ」「当然、末包の三振は査定に入らないですよね。査定アップでもいいよ」など、感謝の言葉で溢れていた。