山本由伸の「粋対応」を引き出した女性記者の情熱 発した6文字…独学の日本語で掴んだ“笑顔”

ポピー・マルケス記者が山本由伸へ日本語で挨拶「ハジメマシテ」
ドジャース・山本由伸投手が米国の女性記者に見せた“神対応”が大きな反響を呼んでいる。6日(日本時間7日)のブレーブスとの地区シリーズ第3戦で7回10奪三振1失点の好投。試合後の会見では女性記者から「ハジメマシテ」と日本語で挨拶され、ニコリと微笑んで白い歯を見せた。
山本に対して日本語で果敢にインタビューを試みたのは米国人の女性記者、ポピー・マルケスさん。実は2025年5月から8月までドジャース広報部でインターンとして働き、その時に独学で日本語を勉強。山本の温かい笑顔を引き出した。
マルケス記者は今年9月から記者に転身したばかり。相手の文化や言語に歩み寄る姿勢を大切にし、今回のインタビューでも練習してきた日本語でアプローチ。山本を和ませた、そのやり取りは、日本のSNSやメディアでも大きな注目を集めることとなった。
取材後、日本の報道陣から「あなたの挨拶が日本で話題になってバズっていますよ」と伝えられると、マルケス記者は「えっ、本当ですか!? 『ハジメマシテ』と言っただけなのに! 自分がバズっていたなんて全然知らなかった」と興奮気味に語った。

インタビュー中には「『今日はお疲れ様』って日本語で何て言えばいいんでしたっけ?」と逆質問する一幕も。「オツカレサマ」という発音と意味をその場で教わると、嬉しそうに何度も口にして練習を重ねていた。
ドジャース広報部でのインターン時代に「首振り人形です、どうぞ」といったフレーズを覚えて以来、日本語を学んできたという。「ヤマモトを笑顔にできて良かった。相手の言語で話そうとすると喜んでもらえるし、文化を尊重することはとても大事なこと。これからも日本語の勉強を続けたい」と、笑顔で今後の取材への意気込みを語った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)