現ドラ→広島加入で「激動のシーズン」 “揺れるチーム”でNPB記録→侍J入り、25歳の見つけた居場所

代走のスペシャリストとして28盗塁をマーク
広島の辰見鴻之介内野手が9日、自身の公式インスタグラムを更新し、移籍1年目となった今季を振り返った。昨年12月に現役ドラフトで楽天から加入し、代走の切り札として47年ぶりとなるNPBシーズン代走盗塁新記録を樹立。さらに侍ジャパンへの初選出を果たすなど飛躍を遂げたスピードスターは「激動のシーズンでした」と胸中を明かした。
楽天時代の2024年は1軍出場がわずか2試合にとどまっていた辰見だが、広島へ移籍した今季は開幕から1軍に定着。主に代走のスペシャリストとして71試合に出場し、持ち前の俊足を武器に28盗塁を記録した。9月15日のヤクルト戦では、今季代走で27個目となる盗塁を成功させ、NPB記録を47年ぶりに更新した。
比類なき走力が認められ、7日には11月に行われる「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」の侍ジャパンメンバーに選出された。育成出身&現役ドラフト経験者でトップチーム入りは史上初。足のスペシャリストとして国際舞台への切符を掴み取った。
辰見は投稿の冒頭で「激動のシーズン」でしたと振り返った。広島は今季、通称「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物のエトミデートを巡る問題騒動で揺れた。それでも25歳は「カープに来られて良かったです」と、新天地で居場所を見つけたようだ。
「僕は広島に来てまだ日は浅いですがこのチームで優勝したいと思いました」と素直な心情を表現し、「そう思わせてくれるチームメイトや首脳陣、ファンの方々のためにも来シーズンはもっともっと勝利に貢献できるように頑張ります」「今シーズンの応援本当にありがとうございました」と締めくくった。
(Full-Count編集部)