「清原を外すとかもあった」 西武・渡部聖弥の起用法に言及…辻発彦氏が説く短期決戦の厳しさ

「時すでに遅しになる」…辻発彦氏が指摘した渡部聖弥の起用法
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeチャンネルの「月曜日もパテレ行き」が13日に公開され、銀次氏、金子侑司氏が出演。ゲストに辻発彦氏を迎え、「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」(以下、パーソル CS パ)ファーストステージで苦しんだ西武・渡部聖弥外野手について語った。
西武はレギュラーシーズンを2位で終えるも、本拠地ベルーナドームでの「パーソル CS パ」ファーストステージで同3位の日本ハムに敗れた。第1戦はサヨナラ勝利も第2戦は完封負けを喫するなど、最後まで打線がつながらない展開が続いた。その中でも渡部はチャンスで三振や併殺に倒れるなど、11打数2安打4三振2併殺と悔しい結果となった。
辻氏は第3戦の直前、「もし自分が監督なら、外崎(修汰)をサードで使って古賀(悠斗)をキャッチャー、小島(大河)をDHとかもあるかな」と考えを巡らせたという。もちろん、ファーストステージ敗退の要因は渡部の不調だけではないとしつつ、「なんか悩んでて、自分が思う通りにバットが出てこない。迷いながらずっとやっている」ように見えていたと振り返った。
実際には西口文也監督は「9番・三塁」で渡部を起用。これに辻氏は「彼のことを考えて先発で使ったかもしれないけど、短期決戦では時すでに遅しになるんですよ。好不調の選手を見定めないと」と、24歳の将来を考えての起用でもあると想像しながらも、勝負の面では厳しい目を向けた。続けて現役時代の日本シリーズに言及。「清原(和博)をスタメンから外すとかもあった。(調子を)見極めるのも非常に大事」と説いた。
第1戦では、同点で迎えた8回1死一、三塁の場面で併殺に倒れ、勝ち越しのチャンスを逃した。「いい選手で、ライオンズを背負って立つ選手なのもわかるけど、打席で自信なさそうにしているから見ていてちょっと苦しかった」という辻氏は、第2戦の試合前練習中に「落ち込んでいる場合じゃないよ。チームは誰かが助けてくれればいいわけで、気持ち入れ替えてやるしかないよ」と声をかけたと明かした。苦しんだ経験は、今後の大きな糧となるはずだ。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)