阪神、悪夢の4連敗で日本S進出逃す あと1人からまさかの4失点…守護神・工藤泰成は呆然

9回に勝ち越しを許した阪神・工藤泰成【写真:井上学】
9回に勝ち越しを許した阪神・工藤泰成【写真:井上学】

1点リードの9回2死から4失点を喫した

■DeNA 8ー5 阪神(17日・甲子園)

 阪神は17日、甲子園球場でDeNAとの「2026 JERA クライマックスシリーズ(CS) セ」ファナルステージ第4戦に臨んだが、5-8でまさかの4連敗。1勝のアドバンテージを含めて1勝4敗となり、日本シリーズ進出を逃した。レギュラーシーズンでは球団史上初のリーグ連覇を果たした阪神だが、7.5ゲーム差の3位だったDeNAにCSでは1勝もできず、敗退となった。

 阪神先発の左腕・大竹耕太郎投手は初回、1死一、三塁のピンチを背負うと、4番の宮崎敏郎内野手に左犠飛を打ち上げられ、相手に先制を許す。

 阪神打線もその裏、DeNA先発のエース・東克樹投手を攻め、1死一、二塁で5番・大山悠輔内野手が左前へヒット。二塁走者の近本光司外野手が一気にホームへ突入し、左翼の度会隆輝外野手の好返球にいったん「アウト」の判定が下ったが、リプレー検証の結果「セーフ」に覆り、同点に追いついた。

 3戦連続零封負けを喫していた阪神打線にとっては、今季CS28イニング目にようやく挙げた初得点。コンディション不良の森下翔太外野手は2試合ぶり、同じく佐藤輝明内野手も3試合ぶりにスタメンに戻り、背水の陣を敷いていた。

 しかし、DeNAへ傾いた流れは、そう簡単に変わらない。大竹は4回、2死一塁でDeNAのドラフト5位ルーキー・成瀬脩人内野手に、左中間席へプロ初本塁打の勝ち越し2ランを運ばれ、思わず両膝に手を置いてうなだれた。

 阪神も5回、森下が左翼席へ、打った瞬間にそれと分かるソロアーチを描き1点差に迫る。6回には2死三塁で、近本が放った三ゴロをDeNAの三塁手・宮崎がファンブルし(失策)、思わぬ形で再び同点に追いついた。近本はCSに入ってからここまで、17打席無安打だが、1四球と、敵失による出塁が4度もある。

 そして7回だった。先頭の森下が浜地真澄投手のカットボールを一閃。再び左翼席は2打席連発のアーチを放った。阪神がこのシリーズで勝ち越すのは初だった。さらに佐藤も二塁打で出塁し、その後に伏見寅威捕手の犠飛で追加点を奪った。

 8回にはイニングまたぎした木下里都投手がつかまり、1点を返された。しかし、ピンチの場面で守護神の工藤泰成投手が登場。相手の反撃の芽を摘みとった。ところが、回を跨いだ9回に落とし穴。2死二、三塁のピンチを招くと、3番の三森大貴内野手が逆転の2点適時打。降板となった工藤は、ベンチで呆然とうなだれた。この回4点が入って逆転を許すと、反撃むなしく3点差で敗れた。

(Full-Count編集部)

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