ドラ6九谷瑠が16ホールドの活躍 ドラ3繁永晟はファームで2度の月間MVP…楽天ルーキーの1年

九谷瑠が防御率1.94の奮闘、ドラ1の藤原聡大は16登板で0勝2敗
8年ぶりにリーグ最下位に沈んだ楽天。22日には、来季巻き返しの第一歩となる「2026 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が開催される。昨年のドラフトで指名された選手は、プロ1年目の今シーズンにどのような結果を残したのか。九谷瑠投手や伊藤樹投手ら1軍デビューを飾った楽天のルーキーを振り返る。
王子からドラフト6位で入団した九谷は、チームで4番目に多い39試合に登板した。3月27日のオリックスとの開幕戦でプロ初登板を果たすと、4月のファーム調整を経て5月8日に再昇格。翌9日から9試合連続無失点を記録した。
同22日のロッテ戦では、初回で降板したホセ・ウレーニャ投手に代わり2番手で登板し、自己最長の3回を1安打無失点3奪三振の好リリーフ。6月12日の広島戦でプロ初ホールド、7月23日のロッテ戦でプロ初勝利を手にした。シーズン終盤まで1軍に帯同し、2勝1敗16ホールド、防御率1.94の好成績を残した。
早大からドラフト2位で入団した伊藤樹投手は、開幕をファームで迎え3連勝をマーク。6月2日に1軍初昇格を果たし、同5日の阪神戦で中継ぎとしてプロ初登板に臨んだ。7回に4失点を喫するも、続く8回は佐藤輝明内野手から空振り三振を奪うなど3者凡退と立て直した。
8月25日のオリックス戦でプロ初先発し、5回4安打1失点でプロ初白星。中6日で登板した9月1日の同戦も6回無失点で2連勝を飾った。9月後半は失点がかさんだものの、いずれも100球以上を投じる力投を披露。来季は開幕からのローテーション入りが期待される。
開幕1軍入りをつかんだドラフト1位の藤原聡大投手は、3月29日のオリックス戦でプロ初登板初先発を果たすも3回4失点(自責3)で黒星を喫した。ファーム調整を経て6月6日に再昇格すると、6、7月は中継ぎとして9試合に登板し防御率3.97。9月21日に1軍へ合流した後は4試合で計6回1失点と好投を見せた。1年目は16試合で0勝2敗、防御率4.60と多くの収穫と課題を得るシーズンとなった。
繁永晟がファームで13試合連続安打、金子京介は支配下登録をつかむ
ドラフト3位の繁永晟内野手は、ファーム開幕2戦目に3安打を放つなど序盤から安打を量産。3、4月に打率.303、11打点の好成績を残し「SMBC信託銀行 ファーム月間MVP賞」を受賞した。
5月の1軍昇格時は5試合で9打数無安打に終わったものの、ファームでは6月に13試合連続安打(うち10試合で複数安打)を記録し、月間打率.446で2度目の月間MVPに輝いた。再昇格した7月18日の西武戦でプロ初安打初打点を記録し、9月には3試合連続安打を放つなど、1軍では27試合で打率.186を残した。ファームで記録した打率.318の打力を来季は1軍でも発揮したい。
ドラフト7位の阪上翔也外野手は、ファームで2試合連続3安打を記録し4月16日に1軍初昇格。プロ初打席からの3試合は7打数無安打4三振だったが、シーズン終盤に再びチャンスをつかむと、10月1日のソフトバンク戦で通算13打席目にプロ初安打をマーク。同5日のシーズン最終戦には初の複数安打を記録した。
育成ドラフト4位の金子京介内野手は、4月12日の公式戦初本塁打から5月5日までに7本塁打を放ち、同15日に支配下登録を勝ち取った。8月13日のオリックス戦では1軍で初安打を記録。その後もファームで実戦を重ね、イースタン・リーグ2位タイの13本塁打を記録するなどパンチ力を示した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)