小島大河が1軍完走、岩城颯空はパ最速10S 未来を照らす若獅子たち…西武ルーキーの1年

小島大河が満塁弾&打率.267で最後まで存在感を示し続けた
昨季5位からの大躍進を遂げ、7年ぶりに本拠地で「2026 パーソル クライマックスシリーズ パ」を迎えた西武。ファーストステージで惜しくも敗退となったが、チームのさらなる強化へ向け「2026 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が迫っている。今季の快進撃を支えた小島大河捕手、岩城颯空投手ら5人のルーキーの活躍を振り返る。
球団24年ぶりとなる大卒捕手のドラフト1位指名として入団した小島は、3月27日のロッテとの開幕戦に「9番・捕手」で先発出場。明大同期の毛利海大投手から、第1打席でプロ初安打を放つと、同月31日のオリックス戦では今季チーム1号となるプロ初本塁打を記録。12球団新人第1号として開幕から強烈なインパクトを残した。
5月は月間打率.318と高い適応力を見せ、7月12日の日本ハム戦では炭谷銀仁朗捕手以来、球団の新人では20年ぶりとなる満塁本塁打を記録。8月にも2試合連続本塁打を放つなど月間4本塁打をマークした。
シーズン最終盤でも存在感を示し続け、9月6日のソフトバンク戦では9号3ランを含む4安打を放ち、本塁打を記録した試合は9戦無敗(うち4本が決勝打)と勝負強さを発揮。「パーソル CS パ」ファーストステージでも、3試合全てでスタメンを務めた。
1軍完走を果たしたプロ1年目は99試合で打率.267、9本塁打、40打点の成績を残し、平良海馬投手とともに「2026プロ野球最優秀バッテリー賞」を受賞。11月12日から開催の「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」の日本代表にも選出された。リーグ最下位の盗塁阻止率.208や捕逸5など課題も残るが、さらなるレベルアップに期待が高まる。
岩城颯空が最速10セーブ到達、圧巻の守護神デビュー
中大からドラフト2位で入団の岩城は、オープン戦6試合で無安打無失点とアピールして守護神の座を獲得。3月31日のオリックス戦で2点リードの9回に登板し、2死一、二塁から西川龍馬外野手を見逃し三振に仕留め、NPB史上7人目となるプロ初登板初セーブを挙げた。
5月8日の楽天戦では、パ・リーグ新人最速となる登板13試合目で10セーブに到達。6月4日の阪神戦までに18セーブを積み上げ、6月9日の広島戦では同点の9回を無失点に抑え、直後のサヨナラ勝ちでプロ初勝利を挙げた。
「マイナビオールスターゲーム2026」には、12球団唯一のルーキーとして監督選抜で選ばれ、地元・富山での第2戦で9回に登板し、1イニングを無失点に抑えた。今季は31試合で2勝1敗18セーブ2ホールド、防御率3.52をマーク。来季はシーズンを通してブルペンを支えることができるか。
また、大学日本代表にも選出され中京大からドラフト3位で入団した秋山俊外野手は、4月11日のロッテ戦でプロ初安打を記録。お立ち台では「 “3代目秋山” の名前を広げられるように頑張りたいと思います」と力強いコメントを残した。
埼玉県飯能市出身のドラフト4位堀越啓太投手は、デビュー戦で最速は156キロを計測して大器の片鱗を見せた。ドラフト5位の横田蒼和内野手は、ファーム中地区で打率.310を記録して2軍唯一の3割打者となり、NPB史上4人目となる高卒新人首位打者に輝くなど、若獅子たちが確かな足跡を残した。
(「パ・リーグ インサイト」編集部)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)