15万円のチケット購入→立ち見席用意で激怒 ブ軍が謝罪する事態…WS進出もファンを無下に

“いつでも使える”古参ファンの投資が台無しに
44年ぶりにワールドシリーズ進出を決めたブルワーズが、過去に発売したチケットを巡り注目を集めている。2014年に“いつでも使える”と銘打って1000ドル(約15万6000円)で発売した「タイムレス・チケット」を今回のワールドシリーズで使おうとした一部の保有者に対し、球団から上層階の席か立ち見席しか提示されず、ファンが怒りの声をあげた。
このチケットは1000枚限定で発売され、所有者の名前が刻印された真ちゅう製。空席状況に応じて、本拠地で開催される任意の1試合の入場券と引き換えることができる。さらに、同伴者用の入場券を最大3枚、1試合券の窓口販売価格で購入できる仕組みだった。チケットの案内カードには「引き換え時点で用意できる最良の座席」と交換できる旨が記されていた。
44年ぶりのワールドシリーズとあって、チケット価格は歴史的な高騰。20日(日本時間21日)時点で、チケット売買プラットフォーム「Gametime」における第1戦の最低価格は2631ドル(約41万2000円)にも上っていた。
地元紙「ミルウォーキー・ジャーナルセンチネル」によると、球団は企画の趣旨に沿った対応ができなかったとして謝罪。タイムレス・チケットを今回のワールドシリーズで使用しても失効とはせず、将来の本拠地戦でも再び利用できる救済策を発表した。
上層階の席を提示されたミルウォーキー在住のダニー・フォチェサト氏は、球団の解決策について「一歩前進ではあるが、合理的な解決策とは到底言えない」と語ったという。
球団は解決策を提示したが、ワールドシリーズでこのチケットを使用しようとしても、いい席では見られないことには変わりない。Xではファンから「購入した人たちにとって、なんてひどい投資だったんだ」「一体全体どうなってるんだ」「虚偽広告だろ……訴えられるべきだ」「このブルワーズの対応はひどい」「将来のチケットのために1000ドルも払ってくれたファンに対して、何の誠意もないね」「チームが弱かった頃から投資してくれたんだから、この人たちにはバックネット裏のスイート席を用意してあげるべきだ」「これはブルワーズが完全にやらかしたな」と疑問の声が相次いだ。