松井新監督「してないです。失礼ですよ!」 記者を一喝…スーツが「入ってよかった」

松井秀喜氏が巨人監督に就任する
巨人は23日、東京都内で記者会見を開き、松井秀喜氏の来季監督就任を正式に発表した。契約期間は3年。球界を代表するスーパースターの「巨人復帰」とあって会場には多くの報道陣が詰めかけたが、会見後の囲み取材では、松井氏らしいユーモアと師への深い愛が溢れる一幕があった。
紺のスーツにストライプのシャツ、そしてドット柄のネクタイ――。この日のいでたちについて記者から「国民栄誉賞のときの?」と問われると、松井氏は「そうです。はい。入ってよかったなと。入んなかったらどうしようかなと」と笑顔を弾けさせ、会見場の雰囲気を一気に和ませた。
続けて「仕立て直しとかはされてないですか?」と追及されると、「してないです。失礼ですよ!(笑)」と軽妙に切り返す場面も。
このスーツは、2013年に恩師である長嶋茂雄終身名誉監督とともに国民栄誉賞を受賞した際、お揃いで仕立てた思い出深い一着だ。あえてこの特別なスーツを選んだ理由について問われると、熱い想いを明かした。
「これはもうね、監督とお揃いのスーツなんで。やっぱり常に自分が近くに監督がいるという気持ちを」
かつて背番号55を背負い、師とともに歩んだ記憶と敬意を身に纏い、満を持して巨人の指揮をとる。伝統のユニホームに袖を通す前に見せたその決意は、集まった報道陣の胸を強く打っていた。
(Full-Count編集部)