佐藤輝明を獲得へ188億円「例年以上に資金を投入」 札束攻勢で強奪へ…金満が狙い定めるワケ

阪神・佐藤輝明【写真:黒澤崇】
阪神・佐藤輝明【写真:黒澤崇】

3位にはホワイトソックス、2位にはブルージェイズ、気になる1位は…

 3冠王に輝き、去就に大きな注目が集まる阪神の佐藤輝明内野手。ポスティングでのMLB挑戦を目指すスラッガーの移籍先予想が熱を帯びている。米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」は「NPB3冠王に輝いたテルアキ・サトウの移籍先候補ランキング」と特集記事を掲載し、新天地候補を選出した。

 同メディアのジョエル・ロイター記者は、佐藤が6年総額1億2000万ドル(約188億円)規模の大型契約を結ぶ可能性があると予想。記事ではレッドソックス、エンゼルス、フィリーズ、パイレーツ、レンジャーズの5球団を「次点」として挙げた上で、上位5球団を分析している。

 5位には名門ヤンキースがランクイン。同メディアは、「左打ちのパワフルなスイングと、右翼フェンスまでの距離が短いヤンキー・スタジアムの組み合わせは、最高の相性となるかもしれない」と評価した。しかし、三塁守備への懸念や年俸総額が3億ドル(約470億円)を超えることに消極的だという。

 続く4位にはドジャース。「もはや当たり前の話だが、ドジャースが市場トップクラスのFAの1人、それも日本から来る選手を獲得するかもしれない」と触れつつも、最大の壁となるのは起用法の問題だ。定位置はすでに埋まっており、「一体どのポジションに収まるのか、疑問を持たざるを得ない」と指摘した。

 3位にはホワイトソックス。村上宗隆が所属しており、DHの補強ニーズや年俸総額の余裕という点では合致する。ただし、アンドリュー・ベニンテンディと結んだ球団史上7500万ドル(約118億円)を超える大型契約を結んだ実績がなく、「激しい獲得競争になれば、シカゴがサトウを獲得する可能性は低そうだ」と現実的なトーンを崩していない。

 対照的に現実味のある選択肢として2位に推されたのが、深刻な得点力不足に喘ぐブルージェイズだ。岡本和真の孤軍奮闘も空しく、今季チーム得点数が648でメジャー最下位に沈んだ。大物選手たちの契約満了で年俸総額に十分なゆとりが生まれたことも追い風となっており、日本人スラッガーの連続補強を提言した。

 そして堂々の1位に選ばれたのは、潤沢な資金力を誇るメッツ。「現時点では、ボー・ビシェットがオプトアウト権を行使するかどうかが分かっておらず、これがオフシーズンの大きな不確定要素となっている。彼がオプトアウトを行使すれば、メッツがこのランキングの1位になることはほぼ間違いない」と指摘。

 主軸の流出に備えた打線強化の必要性に加え、毎年のように巨額の年俸総額を投じるスティーブ・コーエンオーナーが「例年以上に資金を投入するかもしれない」と見立てている。獲得に向けた具体的な接触というよりは、打線のニーズと青天井の資金力を併せ持つ球団として、最有力の受け皿に位置づけられている。

(Full-Count編集部)

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