WS開幕も…トランプ大統領の“暴言”が波紋 市長も反論、米ファン辛辣「野球に関わるな」

トランプ大統領の発言に現地ファンが反応
米国のドナルド・トランプ米大統領が、ワールドシリーズ(WS)とMLBのロックアウトの可能性について問われ、「誰も気にしていない」と発言したことが話題となっている。23日(日本時間24日)に開幕したWSに進出したレイズの本拠地、セントピーターズバーグのケン・ウェルチ市長は「私たちは気にしている」と反論。ファンからも批判の声が相次いでいる。
発端は、米ジャーナリストのアーロン・ルーパー氏が20日(同21日)に自身のX(旧ツイッター)に投稿した会見動画だった。トランプ大統領は、12月1日(同2日)に現行の労使協定が失効するMLBについて「実際にロックアウトが起こるのでしょうか?」と記者から問われると、「そうなると思うよ。起こるだろうね」と回答。続けて記者が年俸総額の低い2チームがWSを戦うことを切り出すと「その話はまた今度にしよう。誰も気にしていないよ」と質問を遮るように発言し、会見を終えた。
この発言について意見を求められたのが、ウェルチ市長だった。地元放送局「WFLA」が23日(同24日)に公開した動画によると、市長は記者会見で「この記者会見で大統領(の発言)に対する回答を求められるとは思わなかったよ」と苦笑い。続けて「多くの人が気にしている。野球界では総年俸が少ない両チームが(ワールドシリーズで)対戦することになり話題になっている」と語った。
さらにウェルチ市長は「多くの人が気にしているし、タンパベイやセントピーターズバーグの人たちも気にしている。18年待ってきたんだ。トロピカーナフィールドでのプレーオフを見たことがあるだろう。このレベルの熱気をしばらくの間見ていないんだ。なので、私たちは気にしている」と、地元の盛り上がりを強調した。
問題のトランプ大統領の発言は、質疑応答が終了し記者が退出を促されるなかでの対応だったため、真意は定かではないが、SNS上にはファンの不満が殺到。「この大馬鹿者を野球に関わるな」「国民的娯楽を嫌うトランプ」「嫌われ者が嫌味ったらしいことを」「ろくでなしだとまた自ら証明した」といった声が寄せられていた。
(Full-Count編集部)