イチローが語る、永遠の“野球小僧”の原点 「狼の子供みたいなもの」

米メディアの特集動画で明かした、野球を好きになったきっかけ

 マーリンズと2016年シーズンの契約を延長したイチロー外野手は、来季もメジャー最年長野手として16年目のシーズンを迎えることになる。その永遠の“野球小僧”の原点を「狼の子供みたいなもの」と独特のイチロー節で紹介している短編映像が、地元テレビ「FOXスポーツ・フロリダ」の動画特集「キャッチ・ザ・ドリーム」で作成された。

 愛知県西春日井郡で生まれ育ったイチローは、動画の中で野球との馴れ初めを改めて語っている。

「僕が好きになったきっかけは、覚えていないぐらいの記憶ですね。おそらく、狼の子供みたいなもので、最初に見たものを一番好きになる。そういうことだと思います。一番最初に目にしたものが野球で、それを今まで続けてきたという感覚ですね」

 不惑を過ぎても第一線に立ち続けるレジェンドは、野球に対する愛着の深さの根源を独特の言葉で表現。一心不乱に技術を磨き続けた求道者は、野球との幼少時の出会いを「狼の子供みたいなもの」としている。

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