“話せなかった”野村監督…イチロー氏の後悔「やり合えたかも」 忘れがたい95年日本シリーズ

1995年の日本シリーズでヤクルト・野村監督の前に屈する
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が、21日に公開された「パワプロ・プロスピ公式チャンネル」の動画に出演した。故・野村克也氏と本音で野球を語り合いたかった思いを明かし、「カメラの前だったらバチバチにできるんじゃないか」と話した。
「プロ野球スピリッツA」の11周年特別スカウト開催に合わせ、「レジェンドたちの偉業」に関するクイズに挑戦。歴代最多ベストナインの答えとして野村氏(通算19回)を挙げると、イチロー氏が出場した1995年の日本シリーズの話題に移った。
当時、ヤクルト監督だった野村氏を意識させられたかと問われ、イチロー氏は少し顔をしかめて「させられたよ」と頷いた。野村監督はイチロー氏がインコースを打てないと指摘し、あえて内角を意識させるような配球で封じ込んだ。イチロー氏は「それを参考に翌年からいくつかのチームは本当に嫌なことやってきたから」と、ヤクルトの戦い方が他球団にも影響したことを振り返った。
一方、野村氏とは「しっかりと話をしたことはない」という。「今となってはだけど、なんかそれやってみたかったよね」と、対話への思いを口にした。インタビュアーから野村監督が「イチローは天才だった」との談話を紹介されると、イチロー氏は声を弾ませて「そんなことを野村さんが言ってくれたの?」と目を輝かせた。
対話は実現せずに終わってしまったが、「王さんとお話する時は、そんなバチバチには当然ならないけど、野村さんとだったら本当にここでやり合ってっていうことができたかもしれないもんね」とイチロー氏。大先輩として立てるべき部分があることも踏まえつつ、「カメラの前だったらバチバチにできるんじゃないか。プライベートだったらそれはできないんだけど」「もしこの場だったら、ある程度こう本音でっていうか。当然面白いし」と話した。
(Full-Count編集部)