高橋光成が海外FA権を行使…西武が正式発表 メジャー挑戦か「今後の野球人生を考え」

西武・高橋光成【写真:小池義弘】
西武・高橋光成【写真:小池義弘】

西武が発表した

 西武は2日、高橋光成投手が今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使したと発表した。念願だったメジャーリーグ挑戦を視野に入れた決断とみられる。長年エースとしてチームを牽引した右腕は、球団を通じて「今後の野球人生を考え、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にした結果、行使することを決めました」とコメントを発表した。

 前橋育英高から2014年ドラフト1位で入団し、ライオンズ一筋で12年間腕を振り続けてきた。2021年から3年連続で2桁勝利をマークするなど先発陣の柱として君臨。かねてより将来的なメジャー挑戦の思いを公言してきたが、節目の決断を下す運びとなった。

 高橋は「これまで大きな怪我もなく1軍の舞台で投げ続けられたこと、支えてくださった多くの方への感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを吐露。球団との対話を振り返り、「球団から『これまでライオンズのために投げてくれてありがとう』という言葉をいただけたことは、素直にうれしかったです。苦しい時期にも起用していただいたからこそ、今の自分があると思っています。本当に感謝しています」と敬意を示した。

 さらに、苦楽を共にした所沢での日々に思いを馳せ、「ライオンズで過ごした12年間は、いろいろなことがありましたが、あっという間でした。一人ひとりの個性を尊重していただき、伸び伸びとプレーさせてもらいました。その環境があったからこそ、自分の力を伸ばすことができたと感じています」と球団への愛着を口にした。

 忘れられないのは、どんなときも背中を押し続けてくれたファンの存在だ。未勝利に終わるなど苦しいシーズンも経験したが、スタンドからの温かい声援が原動力だった。

「1勝もできなかった年は、自分自身も苦しく、多くの方の期待に応えられなかったと感じていました。厳しい言葉もいただきましたが、それ以上に『お前ならできる』『まだまだいける』と励ましていただいたことが、今も心に残っています。思うような結果が出ないときにも寄り添っていただき、言葉をかけ続けてくださったことが、本当に心強かったです」

 特に印象に残る場面として、9回のマウンドに上がる瞬間の歓声を挙げた高橋。「登場曲が流れ、『行ってこい』と背中を押してくれるような大きな歓声は、とても好きですし、強く印象に残っています。そうした皆さんの支えがあったからこそ、ここまで投げ続けることができました。本当に感謝しています。ありがとうございました」と結んだ。

(Full-Count編集部)

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