大谷翔平から突如“申し出” 引退ロハス「感情的に」…2文字に込められた思いに涙

「私だけでなく家族全員も」忘れられない大谷の行動
今季限りで現役を引退したミゲル・ロハスが、大谷翔平投手に感激した思い出を振り返った。ベネズエラ出身のフリージャーナリスト、アドリアナ・ドオンギア記者が司会を務めるポッドキャスト番組「Hablando Deportes」に出演した際、今年4月に大谷が見せた行動について明かしている。
今年のトロント遠征中、ロハスの父であるミゲル・ロハス・シニアさんが逝去した。4月8日(日本時間9日)の試合で先発メンバーから外れていたロハスを思い、大谷は自らの提案で帽子に「MR」と父のイニシャルを書き、哀悼の意を示した。大谷は投打同時出場しており、その帽子姿は大きな注目を集めた。
ロハスは当時を振り返り、「彼(父)が亡くなった翌日、私は人生最大のサプライズを経験したんだ」と回想した。一体なにがあったのか。さまざまな対応のためホテルに戻ったロハスに対し、大谷から球団スタッフを通じて連絡があった。
「父のイニシャルを書いたキャップを被ってプレーしていいか」
その申し出に、ロハス氏は「とても感情的になったよ。私だけでなく、テレビで試合を見ていた家族全員もね」と感激。「世界最高のアスリートであり、野球界で最高の選手の1人が、私だけでなく家族にもこのような行動をとってくれたことは本当にインクレディブルだ」と語った。
さらに「この一件は彼という人間性、人情味を体現している」と大谷の振る舞いを称賛。世界最高の選手の1人として知られるスーパースターでありながら、仲間やその家族に寄り添う人間性にも心を打たれたようだった。グラウンドで見せる圧倒的なプレーだけではない大谷の魅力を、ロハス氏は改めて実感していた。
(Full-Count編集部)