ロッテ5連敗 「プロとして恥ずかしいプレー」で試合終了、井口監督も憮然

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

5連敗で借金は13、最後は中村と角中が…井口監督「選手ができないのは我々の責任」

■ソフトバンク 4-2 ロッテ(18日・ZOZOマリン)

 ロッテは18日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に2-4で敗れ、5連敗で借金も13に。相変わらず球際の弱さを露呈した。

 8月28日以来の先発マウンドだった有吉は6回まで3安打無失点と好投。打線も2回に井上が先制の21号ソロ、4回は鈴木の適時打で2点目と久しぶりに投打が噛み合った。

 しかし、7回1死から長谷川の四球を皮切りに高田、代打・福田の連打で同点とされ、降雨で38分間の中断後、9回に松永が2点を勝ち越された。

 9回裏には先頭・中村が中前打で出塁し、1死後に角中は右翼フェンス直撃の長打を放ったが、二塁を回った中村が右翼からの返球に戻りかけ、角中が一二塁間に挟まれタッチアウト。慌てて三塁に走った中村も刺されて併殺。一瞬にしてゲームセットになった。

「プロとして恥ずかしいプレー。何でああいう状況になったのか。選手ができないのは我々の責任。お客さんを喜ばせるのが我々の仕事だが、色々言われるのであれば(最下位の)昨年と一緒。練習からより一層締めていかないといけない」と井口監督も言葉を絞り出していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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