元Gマイコラス、今季の成功の源はオフのハードトレ「ようやく実を結んだ」

先発機会はあと2回　まだポストシーズン進出の可能性も

　17日（日本時間18日）のブレーブス戦で今シーズン16勝目（4敗）を挙げたカージナルスのマイルズ・マイコラス投手が、早くも来季に目を向けた。地元局の「FOXスポーツ・ミッドウェスト」が18日（日本時間19日）、マイコラスのインタビュー動画をツイッターに投稿。マイコラスはオフにハードトレーニングに取り組んだことが、この好結果につながったと話した。

「オフシーズンにハードに調整に取り組むのは素晴らしいことだね。それはシーズン1年間において、あらゆることがうまくかみ合うためのものなんだ」

　インタビューに対してマイコラスはこう話し、ハードトレーニングこそが成功につながったと強調した。

　パドレス、レンジャーズで芽が出ず、来日して巨人での3年間で31勝を挙げ、昨年には最多奪三振のタイトルも獲得。日本で得たものは大きかったが、その中には、ハードに、そして真摯に練習に取り組む日本人選手の姿を目にしたこともあったと、シーズン中の球団公式ツイッターの特集動画で話していた。

「『君は（シーズン中に）どうしていきたいんだ？』と聞かれていたら『重要な局面でマウンドに上がりたいし、たくさんのイニングを投げたい。活躍したい』と答えていた。これまでのハードワークが報われて、ようやく実を結んでくれることは、素晴らしい気分だよ」と同局に話したマイコラス。厳しいとはいえ、まだポストシーズン進出の可能性も残されており、レギュラーシーズンもローテ通りならあと2回ほどの先発登板のチャンスはありそう。

「願わくば、この素晴らしいシーズンが一年に限ったものでなければいいね」

　日本で成功し、米国で結果を残しても、マイコラスが1年1年を真剣に、ハードに取り組んでいくのは間違いなさそうだ。

（Full-Count編集部）