広島は阪神下してM3、DeNAは加賀引退試合で中日に快勝…セ21日はこうなった

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

ヤクルト対巨人戦は悪天候のために中止

 セ・リーグは21日、前日に続き神宮球場で予定されていたヤクルト対巨人戦が悪天候のために中止となり、その他の2試合が行われた。

 試合途中から降り始めた雨の影響で、2度の中断を挟んだ広島対阪神の一戦。広島は阪神に3回に3点をリードされたが、後半から打線が調子を上げた。5回に田中の右犠飛などで2点を返すと、7回には鈴木の左前タイムリーで同点。さらに松山の打球を途中出場の植田がトンネルし、逆転に成功する。8回にも新井のタイムリー三塁打、菊池の2点タイムリーなどで3点を加え、終わってみれば7-3と快勝。2位ヤクルトが試合がなかったため、マジックを1減らして3とした。

 DeNAは今季限りで現役引退を表明している加賀繁投手が、本拠地ハマスタで1590日ぶりの先発マウンドに上がった。渾身の5球で中日・平田を空振り三振に斬って花道を飾ると、後を継いだ京山が8回2/3を1失点とする快投を披露。主砲・筒香の36号特大3ランも飛び出すなど、9-1で中日を下し、3位巨人にゲーム差なしに迫った。

【20日終了時点】
1広島 75勝52敗2分 M4
2ヤクルト 65勝62敗2分 10.0
3巨人 61勝69敗4分 5.5
4DeNA 59勝68敗2分 0.5
5中日 61勝71敗2分 0.5
6阪神 57勝67敗1分 0

【21日終了時点】
→1広島 76勝52敗2分 M3
→2ヤクルト 65勝62敗2分 10.5
→3巨人 61勝69敗4分 5.5
→4DeNA 60勝68敗2分 0
→5中日 61勝72敗2分 1.5
→6阪神 57勝68敗1分 0

(Full-Count編集部)

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