ロッテ福浦、2000安打達成は22日以降に持ち越し「勝って決めたい」

7回に通算1999本目の安打を放ったロッテ・福浦和也【画像:(C)PLM】
7回に通算1999本目の安打を放ったロッテ・福浦和也【画像:(C)PLM】

王手をかけて迎えた第4打席は空振り三振「決める気はあったが残念」

■西武 7-4 ロッテ(21日・ZOZOマリン)

 ロッテ福浦和也内野手が21日、ZOZOマリンでの西武戦で通算2000安打に残り1本と迫った。王手をかけて迎えた9回2死の第4打席は空振り三振で試合終了。プロ野球史上52人目、42歳9か月での2000本安打達成の瞬間を期待した本拠地のファンから大きなため息とどよめきが広がった。

 7回の第3打席で西武先発のエース左腕・菊池雄星の外角143キロ速球を、三遊間へ鮮やかに流し打って1999安打目をマークした。王手をかけて臨んだ第4打席。4-7と3点を追う9回2死無走者で打席に入ったが、カウント1-2と追い込まれた後、西武守護神ヒースのスライダーに空振り三振。偉業は22日以降に持ち越された。

 最後の打者となる悔しさを味わった福浦は、試合後「緊張も別になかったが、今日見に来てくれたファンの前で打ちたかった。決める気はあったが残念。気持ちを切り替え、勝って(2000本安打を)決めたい」と力強く宣言した。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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