現役引退の斎藤隆氏がパドレス“フロント入り” サンディエゴ拠点に活動へ

フロントのインターンに、「球団の中のことを勉強してみたい」

 今季限りで現役を引退した元楽天の斎藤隆氏が米大リーグ、サンディエゴ・パドレスの“フロント入り”することが18日、発表された。

 パドレスは現在、ブランドン・マウアー投手や現役時代に2度オールスターに出場したマーク・ロレッタ元内野手(現スペシャルアシスタントベースボールオペレーション)らが来日し、この日、都内で少年野球教室を開催。同イベントに参加した斎藤氏は終了後、「これからのストーリー的には、サンディアエゴ・パドレスの方でコーチとしてではなくフロントオフィス、球団の中で勉強させていただくことを発表します」と自ら公表した。

 現役時代には2006年から渡米し、ドジャース、レッドソックス、ブレーブス、ブルワーズ、ダイヤモンドバックスの5球団でプレー。7年間で338試合に登板し、通算21勝15敗、40ホールド、84セーブ、防御率2.34の成績を収めた。今季楽天で現役を終える際、パドレスのローガン・ホワイトGM付シニアアドバイザー(SA)に「可能であれば球団の中のことを勉強してみたい」という思いを伝え、実現に至ったという。

 肩書はフロントのインターンでジョシュ・ステインGM補佐は「ドラフト、統計学、育成、トレードなどいろいろな面でフロントの仕事を見せることができると思う。それを勉強させるつもりです」と説明した。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY