頼りになったのは田中将大だけ!? ヤ軍先発陣火の車、地区S防御率10.38で終戦

地区S第2戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
地区S第2戦で好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

レッドソックスの強力打線に大苦戦、5回1失点の田中以外はことごとく炎上

 ヤンキースは9日(日本時間10日)、本拠地での地区シリーズ第4戦レッドソックス戦に3-4で敗れ、2年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出はならなかった。先発のベテラン左腕サバシアが3回5安打3失点と苦戦。第2戦で5回1失点と好投した田中将大投手を除き、先発投手がことごとく強力レッドソックス打線に打ち込まれて敗退した。

 第1戦はシーズン途中に加入した左腕ハップが2回4安打5失点と炎上。第3戦はエース右腕セベリーノが3回7安打6失点と打ち込まれた。そして、この日はサバシアが踏ん張れず。レギュラーシーズンでメジャー最多の876得点を叩き出した強力レッドソックス打線に屈した。

 地区シリーズ4試合で好投した先発投手は、第2戦の田中のみ。5回3安打1失点とゲームを作り、チームを勝利に導いた。

 FOXスポーツラジオの司会者、ベン・マラー氏はツイッターで「ヤンキース先発投手陣の2018年ア・リーグ地区シリーズにおける防御率は10.38である。CC・サバシア、ルイス・セベリーノ、マサヒロ・タナカ、そしてJ.A.ハップらが13イニングを投げ、レッドソックスは19安打、6四球、15得点としている」とつぶやいた。

 セベリーノ、ハップはレギュラーシーズンで好成績を残していただけに、ヤンキースにとっては誤算に。田中の勝負強さが改めて目立つ形となった。

(Full-Count編集部)

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