大谷は2億超え期待も、中田は難航? 日ハム投打の主役が契約更改交渉へ

今日4日に第1回契約更改交渉、大谷は高卒4年目で2億超えへ

 日本ハムの大谷翔平投手、中田翔内野手が4日第1回契約更改交渉に臨む。

 大谷は年俸1億円で迎えた今季、初の開幕投手を務め、15勝5敗、防御率2.24、勝率7割5分で、パ・リーグ投手3冠。一方、野手では48試合出場で打率2割2厘、5本塁打、17打点と軒並み打撃成績を下げたが、誰もが認める球界を代表するエースとなった。

 参考になるのが同じ日本ハムでプレーしたダルビッシュ有投手(現レンジャーズ)。高卒3年目の07年に初の開幕投手を務め、26試合登板で15勝5敗、防御率1.82、210奪三振をマークした。沢村賞、リーグMVP、最多奪三振、ゴールデングラブ賞、ベストナインのタイトルを獲得。同年オフに年俸7200万円から1億2800万円アップの2億円プラス出来高でサインした。高卒4年目での2億円到達が史上最速なら、21歳も最年少だった。

 4日に栃木・小山市の白鴎大で特別授業を行った栗山監督も「(大谷の)年俸は2億円になります」と発言。指揮官が交渉の席には入っていないようだが、二刀流男の2億円到達は確実視される。

 問題は中田だ。年俸2億円で迎えたプロ8年目の今季は全143試合に出場し、自身初の30本塁打、自己最多の102打点とキャリアハイをマーク。打撃タイトルは逃したとはいえ、ベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得した。

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