【日本S】勝てば王手の鷹が逆転! 中村晃2点適時打、内川まさかの送りバント
松田、今宮が倒れ追加点ならずも、まさかの犠打に場内どよめく
■ソフトバンク – 広島(1日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが試合をひっくり返した。1日、本拠地ヤフオクドームで行われた広島との日本シリーズ第5戦。勝てば、2年連続王手をかけるソフトバンクが、1点ビハインドで迎えた4回に試合をひっくり返した。
1点を先制されて迎えた4回。先頭の明石が四球を選ぶと、グラシアルが左前安打。柳田は右スネに自打球を当てながらも、執念で四球を選んで満塁とすると、中村晃がしぶとく中前へはじき返した。二塁走者のグラシアルまで一気に生還し、2点を奪って逆転に成功した。
さらに、無死一、二塁のチャンスでは、内川がまさかの送りバント。スタンドがどよめく中で、これを成功させて、走者を二、三塁に進めた。松田、今宮の後続が倒れて、追加点には繋がらなかったものの、ソフトバンクへの勝利への執念がにじみ出ていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)