【日本S】ソフトバンクが2年連続日本一に王手! 延長10回、柳田が劇的サヨナラ弾
本拠地ヤフオクドームでの日本シリーズは12連勝
■ソフトバンク 5-4 広島(1日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちを収め、2年連続の日本一に王手をかけた。1日、本拠地ヤフオクドームで行われた広島との日本シリーズ第5戦。このシリーズ2度目の延長戦に突入すると、延長10回に柳田が劇的なサヨナラ弾を放ち、両チーム一歩も譲らない大激戦に終止符を打った。
先制したのは広島だった。2回2死一、三塁で會澤が適時打を放ち、1点を先行。4回に逆転を許したものの、5回に、この試合まで打率.125と大不振に陥っていた丸が、シリーズ初本塁打となる逆転2ラン。逆転に成功した。
ソフトバンクはその直後、1死満塁のチャンスで柳田の投ゴロの間に三塁走者が生還し、同点に追いついた。だが、広島はその直後、會澤が武田から左翼ホームランテラス席に飛び込むソロ本塁打を放ち、勝ち越した。
ただ、ソフトバンクも食い下がる。7回1死で打席に立った明石がフランスアのスライダーを右翼ホームランテラス席へと運び、再び同点に。第1戦で延長12回引き分けという激戦を演じた両チームが再び白熱の試合を展開した。
決着は延長10回。加治屋が1死二塁のピンチを脱すると、その裏、先頭で打席に入った柳田がシリーズ初アーチとなるサヨナラ弾を放ち、ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ち。本拠地での日本シリーズは12連勝とし、対戦成績を3勝1敗1分けに。日本一に王手をかけて、第6戦が行われる敵地マツダスタジアムに乗り込むことになった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)