【日本S】広島34年ぶり日本一ならず… 鷹に力負けで4連敗、新井の有終飾れず

ソフトバンクが広島を2-0で下し、日本一に輝いた
ソフトバンクが広島を2-0で下し、日本一に輝いた

ジョンソン6回2失点の好投も、打線が1点も奪えず

■ソフトバンク 2-0 広島(3日・マツダスタジアム)

 セ・リーグ王者の広島は、悲願の34年ぶりの日本一を逃した。本拠地マツダスタジアムに戻って行われたソフトバンクとの日本シリーズ第6戦。1勝3敗1分けと崖っぷちに立たされていた広島は打線が完全に沈黙。9回までゼロ行進を続け、1984年以来となる日本一は夢と散った。

 初回、2回と守備で記録に残らないミスが起き、攻撃では2イニング連続の盗塁失敗と流れを引き寄せられずにいると、先発のジョンソンが先制点を失った。4回無死一、二塁から内川の犠打、西田のスクイズで1点を失うと、5回にはグラシアルにソロ本塁打を浴びた。

 ジョンソンは6回まで2失点と好投したが、打線が全く援護できず、ソフトバンク投手陣から1点も奪えなかった。1番の田中が2安打を放ったものの、2番の菊池、3番の丸がノーヒット。本拠地での第1戦、第2戦は1勝1分だったものの、ヤフオクドームに舞台を移しての第3戦から、まさかの4連敗。ソフトバンクの力に屈し、またしても頂点には手が届かなかった。

(Full-Count編集部)

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