高卒2年目で日本ハムの3番候補!? 浅間にかかる果てしなく大きな期待

栗山監督は「今後10年間、3番を打てる選手を」、大谷と同じ「無断外出禁止」も

 若手が目立つ日本ハムで今季ブレークが期待されるのが、高卒2年目の浅間大基外野手だ。

 昨季は46試合の出場だったが、インパクトは十分だった。5月上旬に中堅・陽岱鋼が左手を骨折したため、1軍昇格。99年の西武・赤田以来16年ぶり2人目となる、デビュー戦から4試合連続安打をマークした。

 さらに、9月23日のソフトバンク戦ではプロ初のサヨナラ打。高卒新人としては、86年に西武・清原が記録して以来だった。最終的に打率2割8分5厘、0本塁打、10打点、4盗塁。高卒1年目としては堂々の数字だ。

 栗山監督の期待は果てしなく大きい。14年盗塁王の西川、高い身体能力で“糸井2世”と期待する岡と共に、3番打者候補に挙げた。「長打力もあって足が使える選手を置きたい。今後10年間、3番を打てる選手を作りたい」。昨シーズン途中には、1軍帯同中は二刀流・大谷と同じように試合後の「無断外出禁止」とした。これもチームを支える逸材と期待するからこそだ。

 今季は右翼でのレギュラー奪取と打率3割を目標に掲げる浅間。1月は千葉・鎌ケ谷市の球団施設などで自主トレする予定で、「開幕スタメンを勝ち取って、1年間レギュラーとして活躍したい」と意気込む。名門・横浜高出身のイケメン19歳から目が離せない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY