“復帰初戦”の巨人原監督、MLB選抜を1安打上回り手応え「攻撃陣の自信に」

MLB選抜マッティングリー監督と握手を交わす巨人・原辰徳新監督(中央)【写真:Getty Images】
MLB選抜マッティングリー監督と握手を交わす巨人・原辰徳新監督(中央)【写真:Getty Images】

3度目の監督就任初戦「新鮮な形で東京ドームで采配を振るったつもり」

■MLBオールスター 9-6 巨人(8日・東京ドーム)

 巨人とMLBオールスターチームによる「2018日米野球エキシビジョンゲーム」が8日、東京ドームで行われ、巨人は6-9で敗戦。しかし、復帰初戦となった原辰徳監督は試合後、選手のプレーに手応えを示した。

 敗れはしたものの、MLB選抜の11安打に対して巨人は12安打と1本上回った。4回には、今年7月に支配下登録された松原が“1軍初打席”でランニング3ランホームランを放つなど、若手の溌剌としたプレーもあった。

 原監督は「三度という形でユニホームを着る形になりましたけど、着た時点からこの数年、あるいは多少のキャリアは自分の中では捨ててますので、非常に新鮮な形で東京ドームで采配を振るったつもりです。非常に緊張感がありましたし、選手とベンチが一体となって戦っているなというものを感じました」と振り返り、「野球の発祥であるメジャーリーグ、我々の目標であるメジャーリーグ、非常にドキドキ感もあるし、今日も随所に素晴らしいプレーも見せてくれたし、我々の日本のベースボール、野球というものが通用し、しっかりと胸を突きわせて勝負したいと常に思っています。そういう戦いはできたと思います」と手応えを示した。

 敗れはしたものの、「結果的にメジャーリーグ代表、MLBチームよりもヒットが多く出た、攻撃陣は非常に自信になったのではないか」として「“のびのび野球”という部分で縛りたくないんですけど、選手たちが持っている能力というものを、自分に自信を持ってプレーすると理解してもらえばいい。まさにチームの中でそれを1番で実行しているのが松原選手です」と評価。会見中には笑顔で松原の肩を叩き、会場を出る時には「おい松原、帰るぞ」と笑顔で促すなど、“ニュースター候補”の猛アピールに満足げだった。

(Full-Count編集部)

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