ダルビッシュ野球賭博に関与せず、MLBが結論 米複数メディアが報じる

弟逮捕で調査、右腕の疑惑晴れる

 レンジャーズのダルビッシュ有投手の弟が野球賭博の容疑で逮捕、起訴された件に関して、大リーグ機構(MLB)がダルビッシュ本人の関与はなかったと結論付けた。米地元紙「スター・テレグラム」などが伝えている。

 昨年10月、ダルビッシュの弟・翔容疑者が野球賭博の開帳図利(とり)の容疑で逮捕された。これに関してジャパンタイムズがMLB側がダルビッシュの調査に乗り出したと報道。米複数メディアが続報を出すなど波紋を呼び、本人は関与を完全否定する声明を発表していた。

 これについてレンジャーズの地元紙「スター・テレグラム」は23日(日本時間24日)、「MLB機構はレンジャーズのダルビッシュ有投手が、弟・ダルビッシュ翔容疑者が行った野球賭博の開帳図利(とり)に関して関与がなかったという結論を出した。関係者が土曜日(23日)に語ったとしている」と報じ、球団公式サイトでもレンジャーズ側が同様の報告を受けたことを伝えている。

 ダルビッシュは「野球賭博なんてしません」など再三、関与を否定しており、その主張が証明された形。今季右肘手術からの復帰を目指す右腕は疑惑が晴れたことで、ようやく野球に集中できるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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