日ハム大嶋、生き残りへ猛アピール 栗山監督も「スピード感に慣れてきた」
紅白戦で内容ある2打席、「オフに続けてきたことは間違いではなかった」
日本ハムの大嶋匠捕手が、米アリゾナキャンプで猛アピールしている。6日(日本時間7日)に行われた紅白戦では紅組の「3番・一塁」でスタメン出場し、1軍生き残りへ存在感を見せた。
4回1死では屋宜の直球を中前へ。カウント3ボール1ストライクから直球を狙い打ち、“今季初安打”をマークした。
「真っすぐしかないと思っていた。1球で仕留めることをテーマにしている。しっかり準備が出来ていた結果。いい形で打つことが出来た」
初回2死の左飛は左翼・谷口の正面だったが、高梨のスライダーをバットの芯で捉えていた。今季初の実戦は2打席ともに内容のある打席。栗山監督が「大嶋は打てるかがポイントになってくる。(ソフトボールから野球へ転身し)スピード感に慣れてきたように見える」と目を細める打撃だった。
大嶋は「まず結果が出たことをうれしく思います。オフに続けてきたことは間違いではなかった。続けていけるように頑張りたいです」と言う。